9/12(月) ムスリム教の祝日で食への感謝を実感

今日はムスリム教での2大祝日の一つ、イード・アル=アドハー(犠牲祭)。

東アフリカの沿岸はムスリム教がメジャーで、この村でも多くの人はムスリム教。

ムスリム教の人は朝からいつもよりも特別なお祈り。

家の予算によるけれどヤギや牛をまるまる1匹さばくのが望まれ、家族や友人をごちそうでもてなしながら、お金持ちの人は貧しい人にも分け与える。

普段は肉をなかなか食べれない村なので、相当なご馳走が食べれる。

 

もう一つの祝日、ラマダン明けのイード・アル=フィトルは7月に経験したけれど、何軒もホストファミリーの友達の家を訪れご馳走をふるまってもらい、これでもかとそれぞれの家で食べさせてもらい動けなくなったのは、いい思い出。

今日も似たようなことになるだろうと、教訓を生かす。笑

 

自宅でホストファミリーと朝食を食べたけれど、友人に招待してもらっていたのでお腹のスぺ―スは開けておく。

朝食後は招待してもらっていたサッカーチームの友人の家へ。2度目の朝食。おいしいので勢いよく食べ終える。が、食事を終えたと思いきやおかわりが。。。食べても食べるだけ笑顔で次の分を出してくれるので食べないわけにもいかない。ご馳走してもらえるのはとてもありがたいのだが、こうして計画は崩れていく。。。


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そしてもう一軒。別のサッカーチームのメンバー宅へ。すでに腹10分目からのスタート。

ひたすらにまたご馳走してもらう。各家によって料理も違うからおもしろい。

 

 

 
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ヤギを家で一匹さばいたらしく、内臓のフルコースも。いわゆる、き○たまを食べさせてもらったけど、驚くべきマイルドな触感でうまみもありとてもうまい。村の食べ物で一番うまいかも。普段は年配者に渡すべき部位らしくそれもうなずける。

 

なんとかたいらげ、ふらふらしつつ家に帰るも、自宅での昼飯。さすがに食べる余裕もなく数口で終了。

今日は日中に食べた分、自宅では夜飯は食べないらしく、安心して食べ疲れでゆっくりしていたら、20時ごろにも新たに最後の招待が。。。

 

結局、計6回食事をし、文字通り一日のはじまりからおわりまで、満腹の一日。

ヤギや牛をさばく現場も見たので、食事のために命をいただいていることのありがたみを感じた日でした。

 

 

最初に訪れた家では友人がスナノミという爪と肉の間に入って血を吸うダニが僕の足の指にいるのを見つけてくれた。

一見マメのようなので全く気にしていなかったけれど、放っておくと足の指で繁殖して大変なことになるらしいのでとても感謝。

これも今日のムスリムの祝日だからこその神様の思し召しか。。。